産業保健活動において、「治療と仕事の両立支援」は大きな課題の1つとなっています。
特に「がん」については、2人に1人ががんになる時代です。
入院期間の短縮や、外来治療の普及により、病気休暇の取得期間が短くなる傾向もあり、がんの治療をしながら仕事を続ける人も増えています。
「治療と仕事の両立支援」においては、様々な職種、関係者、関係機関が協力、連携しながら、働く人のサポートをする仕組みづくりがされています。
その中で、産業保健職に求められる役割は「専門的な視点からのサポート」です。
治療をする病院の医療職とは違い、それぞれ企業の業種や働き方、業務の特殊性等をよく理解している立場の医療職として、「治療しながら働くこと」をサポートしていく役割があります。
中でも「がん」の治療では、治療による副作用が、働くことに大きな影響を及ぼします。
今回の勉強会では、最近の「がん治療」や治療による副作用を学び、実際に職域ではどのようなサポートが必要になるかを考えて行きます。
産業看護職の方を始め、人事労務担当者、また、経営者の方もご参加いただけます。
多くの方のご参加、お待ちしております。
がん治療とリンパ浮腫~「働く」を支えるために~
日時
2021年6月19日(土)10時~12時
開催方法
オンライン(zoom)
講師
がん化学療法看護認定看護師 熊坂美希子さん
内容
- 最近のがん治療の実際
- 治療の副作用
- リンパ浮腫とは
- リンパ浮腫に対する予防と対処法
対象者
仕事と治療の両立支援に携わる人
保健師、看護師、人事労務担当者、経営者、管理職等
受講料
5000円(税込)
※銀行振込またはクレジットカード払い(VISA、Masterのみの対応となります)
お申込み方法
こちらのお申込みフォームからお願い致します。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScWm3Rflrd_n1vANLWxyMyFQ7hSvioQu9-F7JvMlMqXFFvQLg/viewform?usp=sf_link