【保健師が教える健康的にやせるコツ】食べる量を減らす前にやってほしいこと『甘い飲み物をやめる』

普段、どんな飲み物を飲みますか?


飲み物は液体なので、身体に吸収されるのも早いです。
特に甘い飲み物は、糖が速やかに吸収されるので、血糖値の急上昇が起こり、中性脂肪がたくさん作られ、余った中性脂肪は体脂肪に変わります。
特に空腹時には避けたいですね。

また、甘いものに舌が慣れていると、甘いものからなかなか脱却できません。

これも甘い飲み物です

甘い飲み物と聞くと、イメージするのはコーラや炭酸飲料などの清涼飲料水。
コーヒーや紅茶に砂糖やガムシロップを入れるのも含まれます。

朝ごはんは食べずに仕事中に微糖のコーヒーを飲むという人もいますが、これも血糖値を急激に上げるのでおすすめできません。

その他、
・エナジードリンク
・乳酸菌飲料
・栄養ドリンク
なども甘い飲み物です。

身体によさそうだから・・・、仕事に集中したいから・・・
という理由で飲んでいる人が多いように思いますが、身体によい影響はほとんどありません。
乳酸菌はヨーグルトや発酵食品でとるようにしましょう。
仕事に集中したい人は朝ごはんをしっかり食べて、眠気をとりたいときにはブラックコーヒーを選びましょう。

痩せたい人だけでなく、こんな検査値の人も要注意

健康診断で
・血糖値が高め
・脂肪肝
・肝機能が高め
・中性脂肪が高め
このような指摘をされている人は、甘い飲み物をやめましょう。

甘い飲み物によって、血糖値の急上昇が繰り返されていると、血糖値を下げるためのホルモン「インスリン」を分泌するための働きが疲弊してしまい、血糖値を下げる力が低下してしまいます。

血糖値を下げるときに作られた中性脂肪は、エネルギーとして使われなかった分は、体脂肪になっていきます。体脂肪が余ると脂肪組織の中にもため込んでいくので脂肪肝になります。

脂肪肝が悪化すると肝炎に移行するリスクがあるので、早めに改善しておくことが大切です。

水分補給は無糖の飲み物で

これから気温が上がってくると、飲み物の量も増えてきます。
甘い飲み物を飲んでいる人は、意外と無意識にとっていることが多いので、意識して選ぶようにしましょう。
カロリー的にはたいしたことはなくても、血糖値、脂肪の合成に大きく関わります。

炭酸でないと飲みにくいという人は、無糖の炭酸水でもいいですね。

甘い飲み物をやめただけで、体重が減る人もいます。

ダイエット中は水分をしっかりとることも大切なので、甘くない飲み物でたっぷりとるようにしましょう。

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