自分自身の「つよみ」を活かし「能力」を発揮し「成果」を出せる保健師を目指すコミュニティ“結”(ゆい)

“結”は保健師のキャリアアップを目的としたコミュニティです。

保健師一人一人が
①自分の「つよみ」に気づき、その「つよみ」を存分に活かしながら
②自分の「能力」を発揮し
「成果」につながる学びを続けていく
ことを実現することを目指します。


このページを読んでくださっているあなたには、こんな悩みがありませんか?

  • この先、保健師としてどうキャリアアップしていけばいいかわからない
  • キャリアについて相談できる人がいない、または場がない
  • 一人職場で、相談できる人がいない
  • 日々の業務に追われて忙しくしているが、このままでいいのか不安
  • 「保健師」の仕事が組織の中で理解されてなくてモヤモヤしている
  • 「保健師」という仕事が説明できない
  • 保健師の仕事は好きだけど、ワークライフバランスを保つためにセーブしながら仕事をしている
  • 自分の仕事に自信が持てない
  • 学ぶことが好きだが、インプットばかりでアウトプットができていない
  • 自分の興味があることだけを学びがち
  • 他の職場・他の領域で働く保健師とつながりたい
  • 保健師としての自分の「つよみ」がわからない

保健師として自信を持って仕事をして「成果」を上げていくには、

  1. 成果につながる学びと学び方の工夫
  2. 保健師の仕事の「見える化」
  3. 自己理解とその活用
  4. 職場外の同業種とのつながりづくり

が必要だと考えます。

例えば、研修や学会で知識や最新の知見を得てきても、その活かし方がわからなければ、宝の持ち腐れです。
学ぶことは心地よさを感じます。だから学んでいると「能力」がついたように感じます。
しかし、私たちは何のために学ぶのでしょうか?
学びの先に実践がなければ、残念ながらその学びの価値は下がってしまいます。

それには学びをいかに「自分ゴト化」できるか、です。
学びの自分ゴト化とは、保健師個人への自分ゴト化もそうですが、

「自分が保健師活動をしている現場ゴト化」

できているかです。

これができないと、どんなに時間とお金をかけても、現場で保健師としての価値の提供ができません。

    そもそも保健師とは?

    では、改めて保健師の定義や役割について、考えてみたいと思います。

    保健師は保健師助産師看護師法(以下、保助看法)で定められている国家資格です。
    保助看法では

    「医療および公衆衛生の普及向上を図ることを目的として、保健師の名称を用いて保健指導に従事する者」

    と定められています。

    それでは、保健師は「保健指導」さえしていればいいのでしょうか?

    「保健師の未来を拓くプロジェクト2023-2024」(全国保健師長会・全国保健師教育機関協議会・日本公衆衛生看護学会合同事業)では保健師をこのように定義しています。

    「保健師とは厚生労働大臣の免許を受け、保健師の名称を用いて公衆衛生の向上を促進する者をいう」

    ここでは「公衆衛生の向上を促進する者」と定義されています。

    では「公衆衛生」についても整理してみたいと思います。

    公衆衛生とは?

    保健師は「Public Health Nurse」と英訳されるように、直訳すれば公衆衛生看護師です。

    では「公衆衛生」という言葉の定義を確認していきましょう。

    広辞苑ではこう説明されています。

    「国民の健康を保持、増進させるため、公私の保健機関や地域・職域組織によって営まれる組織的な衛生活動

    一方、WHOではこのように定義されています。

    コミュニティの組織的な努力を通じて、疾病を予防し、生命を延長し、身体的、精神的機能の増進を図る化学であり技術である」

    Public Health is the art and science of preventing disease,prolonging life and promoting physical and mental efficiency through the organized community efforts.

    いかがでしょうか?

    あなたは、保健師として、支援している組織で公衆衛生活動を促進できていますか?

    保健師に必要な「能力」とは?

    あなたは保健師としての「能力」を発揮できていますか?

    また、その「能力」をさらに向上させていくためにどのように学んでいますか?

    そしてその学びを現場での実践に活かせていますか?

    私たちは公衆衛生を促進させる専門職としての「能力」を高めていくために、学び続け、その能力を発揮しつづけなければなりません。

    では、そもそも、保健師に必要な「能力」とは何でしょう?

    組織によって、スキルの違いはあっても保健師としての「能力」は共通と考えられます。

    「保健師の未来を拓くプロジェクト2023-2024」(全国保健師長会・全国保健師教育機関協議会・日本公衆衛生看護学会合同事業)では「保健師のコアコンピテンシー」を以下のように示しました。

    保健師のコアコンピテンシー

    コンピテンシーとは、

    その道で継続して成果(高業績)をあげる人に特徴的な能力であり、考え方や姿勢、行動特性が含まれます。

    保健師のコアコンピテンシーとは

    保健師がどの領域・部署に所属しているかに依らず、保健師の中核となる能力

    です。
    保健師のコアコンピテンシーとして以下の8つが挙げられています。

    1 プロフェッショナルとしての自律と責任

    保健師としての責任を自覚し、自身の知識・技術の開発・更新を図り、社会的信用を確保するとともに、専門性を高める。

    2 科学的探究と情報・科学技術の活用

    情報科学・科学的技術を活用し、エビデンスに基づく実践の基盤となる専門的知識・技術を開発・普及する。

    3 ポピュレーションベースのアセスメントと分析

    対象となる人々/コミュニティの特性や実態を多角的に捉え、横断的/縦断的なアセスメントと分析により、顕在的/潜在的なニーズと優先度を明確化する。

    4 健康増進・予防活動の実践

    人々/コミュニティの実態に応じて、その力量形成とリスク回避に向けて、健康増進と予防を促進する活動を実践する。

    5 公衆衛生を向上するシステムの構築

    社会全体の健康水準の向上に向けて、必要な事業化・施策化、社会資源開発、体制整備を行う。

    6 健康なコミュニティづくりのマネジメント

    人々/コミュニティの健康に資する計画、実施、評価、改善を組織的/総合的に展開、管理する。

    7 人々/コミュニティを中心とする協働・連携

    主体となる人々/コミュニティとパートナーシップを組み、多職種・多機関とともに、目的・目標の達成に向けて、それぞれが持つ力量と役割・機能を発揮することを促進する。

    8 合意と解決を導くコミュニケーション

    人々/コミュニティに寄り添う関係性のもと、全体の調和を伴う合意の形成や課題の解決を、対話/調整して促進する。

    (全国保健師長会webサイトより抜粋 http://www.nacphn.jp/99/html/info_20240222.html)

    保健師にはこのような能力が期待されており、これらの能力を発揮していくことで、関わる人々/コミュニティの公衆衛生の向上を促進し、それが積み重なることで、社会全体の公衆衛生を促進させていくことができると考えられます。

    “結”でできること

    結では
    保健師の8つのコアコンピテンシーを高めていくために

    講義形式の学びだけでなく、領域を超えた「ヨコのつながり」を活かして、事例検討や実践報告、情報交換など学び合う場をつくることで、医療や公衆衛生に関する「学び」だけでなく、「マネジメント力」や「コミュニケーション力」、「企画力」「提案力」「調整力」「アセスメント力」を身に付けていくことができる場を目指します。

    保健師「業務の見える化」により、「保健師って何やってる人?」と思われることなく、対象となる組織や集団にとってどんなメリットをもたらす人かを明確に示せるようになり、現場での保健師の価値を高め、公衆衛生の向上を目指します。

    保健師自身の「自己理解」を進め、自分の「つよみ」や「才能」に気づき、それを活かす方法を知ることで、自分の役割が明確になり、協働や連携のスキルが高まります。
    更に公私ともに自分らしく心地よく、キャリアを積み重ねていくことを目指します。

    “結”のサポートメニュー

    “結”では5つのメニューで、保健師のキャリアアップをサポートします。
    基本的に3ヶ月を1クールとしたメニューとなっているので、入退会のタイミングも3ヶ月毎となります。

    1.セミナー・勉強会

    セミナーや勉強会は3ヶ月を1クールとして、以下の流れで行います。

    • 1ヶ月目:セミナー・勉強会の開催
    • 2ヶ月目:セミナーで学んだことを、自身の現場ゴトに落とし込む、作業会
    • 3ヶ月目:セミナーで学んだことの実践報告会

    このように時間をかけて実践的な学びの場をつくることで、学びを自身の「能力」にし、現場での実践力につなげていきます。

    2024年10月~12月期の勉強会のテーマとスケジュール

    テーマ:保健師業務がもっと良くなる!もっと楽しくなる!「保健計画」

    • 勉強会:11月2日(土)10時~12時
    • 実践ワークショップ:11月30日(土)10時~12時
    • 振り返りワークショップ:12月21日(土)10時~12時 

    ※全てオンライン開催。アーカイブ配信なし。

    勉強会の詳細はこちら

    2.個別相談

    3ヶ月間の中で1回、60分の個別相談を受けることができます。

    業務のお悩み、職場の人間関係や組織対応のお悩み、キャリアアップ・キャリアチェンジ(転職)のお悩み、ワークライフバランスに関するお悩み、「つよみ」の活かし方についてなど、個別のお悩みについて、何でも相談できます。

    お悩みや相談内容に応じて、相談する人を選んでご相談いただけます。

    3.グループ相談会

    勉強会とは別に、コミュニティメンバー同士で交流したり、意見交換したり、悩みをシェアし合ったりといった場を定期的に設定します。

    基本はオンラインですが、メンバーの希望も聴きながら、対面で交流できる機会も作りたいと思います。

    4.チャットによる相談はいつでも無料

    チャットにより、いつでも何度でも無制限で質問・相談ができます。
    業務での悩みや、迷いのを解決する一助にしていただけます。

    5.定期的なコラムや情報の配信

    保健師のコンピテンシーを高めるために役立つ情報やコラムを定期的に、コミュニティ内で配信します。

    料金

    月額5,500円(税込)

    • 3ヶ月1クールとしているので、3ヶ月間は継続していただくことが条件となります。
      お支払いは、毎月払い または3ヶ月分一括払いを選択していただけます。
    • お支払い方法は銀行振込、またはクレジットカード払い(web決済)となります。
    • 3ヶ月毎、出入り自由になります。入会金はありません。

    説明会(3ヶ月毎に開催)

    2024年10月~12月期説明会、参加者募集中

    当日参加できない方には、アーカイブ動画をご覧いただけます。

    日時

    2024年9月21日(土)10時~11時

    開催方法

    Zoomによるオンライン開催

    参加費無料

    当日参加できない方には、後日説明会の動画を配信致します。

    お申込み方法

    以下のお申込みフォームに入力し、送信してください。
    (参加形態はフォームの中で選択いただけます)