【保健師が教える健康的にやせるコツ】食べる量を減らす前にやってほしいこと『体重計に乗る』

まずは現状確認から

「体重計に乗る」ことは自分の体重を見える化して現状確認をする行為です。

特に今の時期は、体重計に乗るのが最も怖い時期かもしれません。
でも何事も現状の「見える化」が大事。
そして「毎日」続けることが大事。
体重を減らしたい人はもちろんですが、私はそうでない人も毎日乗ることをお勧めします。
毎日乗ることでリバウンドを防ぐこともできます。

減量したい人は、アプリなどを活用してグラフ化するとさらにいいですね。
グラフにすると、どういうときに体重が増えて、どういうときに体重が減るのかが見えてきます。
意外と食べすぎた日の翌日は減っていて、翌々日に増えていた!なんてこともあります。

どう食べたら体重が増えて、どう食べたら減るのか。
これがわかると、対策がしやすいですよね。

女性ホルモンと体重変化

女性はホルモン周期によっても体重が変動します。
自分のホルモン周期と体重がどう関係しているかを把握しておくことは大切です。
一般的には生理前には身体が水分をため込み、むくみやすくなるので、体重が増える人が多く、生理開始後3日頃からむくみがとれて、スッキリしてきます。
個人差もあるので、自分の場合はどうか・・・と把握しておきましょう。

また、生理開始後3日頃からは、むくみがとれるだけでなくやせやすい時期とも言われています。
体重を測っていて、少し減ってきたら、そのタイミングからダイエットを始めてみるといいですね。

 

いつ体重計に乗ればいいの?

「乗るのが怖い・・・」と言っている間は、いつまでたっても痩せません。
勇気を持って、体重計に乗りましょう。

では、いつ乗ったらいいのか?
理想的には朝起きて、トイレを済ませ、食事をとる前にパジャマのまま体重計に乗るのがお勧めです。
このタイミングが1日の中で、食事や水分量の影響を受けていない体重を測ることができます。

食事や運動の後だと、食事量や水分量の影響を受けてしまい、参考になりにくくなります。
ジムに行っている人などは、運動や入浴の後は汗をかいた分、体内の水分量が減るので、体重が減っていることがあるかと思います。
運動する前と後に測って「減った!」と安心してしまう人もいますが、これは危険。
汗をかけば、体重が減って当たり前です。
比較するのは、同じ条件で測ったときで比較しましょう。

朝は忙しくて毎日乗るのが難しいという方は、自分なりのタイミングを決めて測る・・・でよいと思います。

帰宅後、入浴前、寝る前・・・など、条件をそろえて同じタイミングで計るとよいかと思います。
大事なのは「毎日測る」ということなので、自分なりに続けていけるタイミングを計りましょう。

家に体重計がない人は買いましょう。
私が唯一、買うことをお勧めする健康器具です。

体重計に乗る時間は、1日1回、自分のからだと向き合う時間。
客観的に自分のからだを見つめてみる時間。

体重を減らしたい人も、健幸に過ごしたい人も、ぜひ毎日体重計に乗ってくださいね。

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